ペリーヌ物語

世界名作劇場の第4作目として、1978年に登場した「ペリーヌ物語」。
名作劇場ならではの期待をはずさない悲劇の流れの連続作品。
主人公のペリーヌ・パンダボアヌは、ボスニアの小さな村で育った女の子。
両親と共におじいさんのいるフランスのマロクールに向う旅に出る。
旅の友には、馬車を牽くロバのパリカールと犬のバロンが同行。
まずは、いきなりお父さんがなくなり、道中の無理が積み重なり、闘病の末お母さんまでもがなくなるという悲惨とも言える前半ストーリー。
その後ようやく目的地マロクールに到着し、おじいさんが経営する工場でおじいさんを発見。
しかし、おじいさんは、両親の結婚にはもともと反対していたため、当然その孫にも興味がないことを聞かされ、結局名乗り出れないという日々を過ごす。
なんたる悲劇の連続、不満重なる途中経過ではあったものの、最終的には、工場内トラブルで活躍したペリーヌをおじいさんが高く評価したり、おじいさんの遺産を狙う身内とのいざこざが功を奏し、ペリーヌが自分が孫であると名乗り出れる展開がやってくる。
ただ、ここでも悲劇があり、当のおじいさんは目が見えないため、せっかく感動的な再会を果たしても、ペリーヌの顔を見れない。
鬱憤に鬱憤を積み重ねる展開が最後まで続き、これで終わりかと思った最終話、ようやくおじいさんが目の手術をして見えるようになるという結末が用意されていた。
結末はハッピーエンドだったが、最後まで、悲劇が続いた物語だった。

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