美味しんぼ
「美味しんぼ」には、印象に残る様々なストーリーがあるが、その中でも、特に忘れられないのが「激闘!鯨合戦」だ。
正直、当時これを読んで唖然としたのと同時に怒りが込み上げてきたのを覚えている。
簡単にストーリー解説すると、主人公・山岡士郎の友人でアメリカ人のジェフ・ローソンが反捕鯨運動をしているところから始まる。
反捕鯨団体の話を聞くと、「クジラは頭がいい」「クジラは人懐っこい」「クジラは絶滅しかけている」から捕ってはならないというのだ。
そのような理論からすると、「頭が悪い」「人嫌い」な動物や沢山いる動物は自由に捕食して良いという結論になってしまう。
これって理論的にどうなのでしょう。
さらに山岡が話を進めると、「私たち反捕鯨団体は、世界中の海がクジラで埋め尽くされようと、絶滅しかけていると言い続ける」と返答。
この返答の真意を糺すと、反捕鯨活動をすると、クジラ愛好家の企業や個人から巨額の資金援助が受けられるとのこと。
つまり、反捕鯨を訴えるのはビジネスであり、彼らは「世界中の海がクジラで埋め尽くされようと、我々はクジラは絶滅しかけていると言い続ける」と呆れた言葉を言い放つ始末。
確かに、最初に反捕鯨を訴えたのは、アメリカに住む小さな男の子で、彼はクジラが大好きで鳴きながら捕鯨反対を言い続けたらしい。
その善意ある心を、反捕鯨団体は単なる金目当てのビジネスに発展させているというのだ。
今、シーシェパードによる妨害工作が過激になりつつある。
今一度「美味しんぼ」にて、新しい鯨合戦の掲載を求めたい。