ムーの白鯨

鯨が空を飛ぶ。
このシーンがとても印象深いアニメ作品「ムーの白鯨」。
ストーリーは、太平洋に存在したと言われる伝説の古代大陸「ムー帝国」と、大西洋に存在したと言われる同じく伝説の古代大陸「アトランティス帝国」が、深い眠りから目覚め現代にて衝突するストーリー。
地球を追放され、長い放浪の旅に発たされたアトランティスの住民が、地球奪還を目論み、そのために必要な「オリファルコン」なる聖石を求め、現地球人を攻撃する。
そこに平和を愛する古代ムー戦士の生まれ変わりである少年たちが、立ち向かうのだが、戦場となる土地が面白い。
まずは、基地がモアイ像で有名なイースター島であることから始まり、その後、ナスカの地上絵、マチュピチュ遺跡、スフィンクス、ピリレイスの南極地図、バミューダトライアングル、謎の巨大生物(首長竜)、アララト山(モアの方舟の漂流地)まで出てくる。
太古の物件ながら、現代社会でも究明できない数々のオーパーツ地域で繰り広げられる戦い。
確かに、ムーとアトランティスの戦いの場所としては、適合しているかもしれない。
そのようなオーパーツの原点ともいえる地域や内容が多岐に渡り描かれており、意外に古代の勉強にもなるアニメである。
少し残念なのは、敵方・アトランティス内にも平和を切望する戦士がいたにも関わらず、時代的に善悪を分けたヒーローストーリーだったため、ムーの戦士以外は絶滅してしまうという結末に悲しさを覚えた作品だ。

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